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  • FREEDOM試験の意義

    登録日:/更新日: N Engl J Med. 2012 Dec 20;367(25):2375-84

    FREEDOMは、PCIが DES の時代を迎え、BARIやBARI-2Dに引き続き長期的な予後の比較が糖尿病患者で行われたものです。で、端的に言うとこれまでの結果を覆すものではありませんでした(DESは再狭窄の予防に主眼をおいたデバイスなので、驚くにはあたらないのですが)。

    しかし、予想通りの結果であったからといってFREEDOMの価値が減じられるわけではないと思います。FREEDOMは間違いなく患者サイドへのインフォームドコンセントに有用ですし、違う研究グループが同じ方向を向いた結果を出してくれることは、医師側の治療方針の説明の説得力も増します。

    糖尿病 安定冠動脈疾患 心臓外科